"「それにしても解せない。
 あなたはまるで変わらずにおられるのに何故自分はこうも年をとってしまったのか」
「それは…あなたの欲が深くていらっしゃるから」
「欲が深い……?
 と言われたか…」
「あなたはあの二十一年前の瞬間よりももっと美しい方へお移りになさりたがった。
 生きておられるあいだ中もっと美しいものをと憧れることをおやめにならなかった。
 だから年をお召しになった」
「そうか……あなたは少女ではないのだ。
 女でさえないののだ。
 あなたは……ただの美にすぎないのだ。
 ……あなたは画だ」
「……そしてあなたは詩なのです。
 画は変わらずにいて言葉は移ろうのです」
「詩……私は…
 ……詩なのか」"

- 『不機嫌亭漱石 『坊ちゃんの時代』第五部』より

"■高校生の頃、趣味で文芸同人誌の編集をした。僕は編集長だ。ただし、長といっても偉くはない。編集をしたのは僕一人だ。執筆を頼んだのは4人。皆頭が良さそうだったし、実際良かった。話も面白かったし、本も良く読んでいた。それで小説か、エッセイを頼んだのだ。皆、引き受けた。これで僕は編集が出来るぞと思ってウキウキした。レイアウトシートなども用意した。だが、すぐに問題が起こる。

■書かないのだ。誰も書かないのだ。一人もだよ。書くっていったのに。そんなのあるか。勿論、催促をする。いったい、いつになったら書くのか。すると皆、ハンでついたように同じ事を言うのだ。
「・・・書けない」(ため息をハァ、とつく)。

■だって打ち合わせをしたじゃないか。自信満々に内容を語ったじゃないか。ある一人などこうもいったはずだ。「もう、すべて頭の中にある。あとは書くだけさ」 でも、書かないのだ。一行も書かないのだ。なんだかんだと言い訳ばかりして結局一人も書かなかった。

■それで仲の良かったNに頼んだのだ。Nなら何とかしてくれると思ったのだ。Nは「小説などあまり読まないし、文章なども書いたことはないがまあ何とかしよう」と言い、2週間で50枚ほども書いてくれた。同人誌は、結果的にNの個人誌になったわけである。

■本が出来上がると執筆予定だった4人が現れて、Nの書いた文章をボロクソに批判した。曰く、Nの書いたものはある著名な小説家の文章に良く似ている。スタイルだけ借りた、志の無い駄作だと言うのである。

■僕は、こいつらはなんだろう、と思った。なんなんだよお前らは。

■4人の指摘は確かに当たってはいたのである。Nには書きたいモノなどなかったのだ。それはそうだ。だって僕に頼まれて仕方なく書いたのだから。だからある作家のスタイル-文体など-を借りて、内容はともかく、体裁だけはそれらしいものをと、形だけ、とにかく書いたわけである。それはまあ、僕にも分かった。

■しかしだからと言ってお前らはなんだ。

■きっとこういうことである。奴らは傑作を書こうとしたのである。 このオレ様が書くのであれば、その作品は大傑作以外にあり得ない、と鼻息も荒くだが平静を装うためコーヒーなどすすり書き始めたはずなのである。 一行書き、一枚書いてみる。 読み返す。陳腐である。おかしい。書き直す。読み返す。凡庸である。頭の中にあったときは世紀の大傑作だったものが、実際に書いてみるとコレは・・・という代物にしかならぬ。がっかりだ。こんなもの人目に晒すとバカにされてしまうかもしれない。何より自分が許せない。傷つくぞ、プライドが。悪夢である。

■で、その悪夢から逃れる素晴らしい方法があるのだ。書かなければいい。そして人の書いたぼろぼろの作品をバカにして心の平穏を取り戻すのだ。 バカ者だと思った。このばかめ。

■10年振りにNから連絡があった。小説家になれそうだというのである。ほんとかよ。夏くらいに文芸誌に短編がのるはずだ。なんと感動的な話だろう。

■最初Nには書きたいものは無かったし、書く技術もなかった。ソフトも、ハードも無かったということだ。だが必要に迫られて、ハードだけをどこかから借り受けて、ソフトの無い作品をでっちあげた。そして何作か書く内に、書きたいものが出来た。ソフトが出来たわけだ。だが、ハードはまだ借り物だ。まあでも兎に角書いてゆく。そして10年が経ち、いつの間にかハードも立派に自分製になっていた。自分の技術で、自分の言葉を書く、プロの物書きだ。おめでとう、N。"

出典: kaku-jyo.blogspot.com

lscatls:

「FALL!!」/「ろさ」のイラスト [pixiv]

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「FALL!!」/「ろさ」のイラスト [pixiv]

(ouchchicから)

出典: lscatls

"私の知り合いに、とある経営者がいる。彼は長老派の敬虔なクリスチャンであって、毎年クリスマスにはトラック1台分の衣類を恵まれない子どもたちや施設に贈っている。

彼は絶対に古着は贈らず、問屋に協力してもらって新品だけを贈っている。彼は私にこう言った。

「誰かが衣類を贈ってくれる。ほつれてたり他人の名前がタグに書かれた古着でない。恵まれない子どもたちにも、新品のパッケージを破る気持ち良さ、新しいふわっとした衣類のいい香りを年に1度でもかいでほしい。その体験は、その子たちが、その後の人生をがんばる力添えになるはずだ。古着を与えて惨めな気分にさせるのは間違っている。相手のことを真剣に考えなくてはならない。慈善した気分で満足していてはいけないのです」

私も彼に同意する。


彼が教会の古着チャリティーに参加した経験では、「もうどうしようもないほどボロ、しかもクリーニングにすら出してない」奴を出してくるオバサマが、必ずいるそうだ。

彼女の論理では「困っている人ならこれでも助かるはず」なんだけど、彼は「捨ててください」と突っ返していたそうだ。「自分の子どもに着せたくないような服は贈るべきでない」「寄付はゴミ箱ではありません」と言って。"

出典: dtmstudio

marow5:

on 2chan.net [ExRare]

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on 2chan.net [ExRare]

(solidpickから)

出典: marow5

"【よくわかる鎌倉仏教】
「座って色々考えようぜ」→臨済宗
「なんかもう座るだけで良くね?」→曹洞宗
「題目を唱えとけば救われるんじゃね?」→日蓮宗
「念仏を唱えとけば救われるんじゃね?」→浄土宗
「俺らもう救われてるんじゃね?」→浄土真宗
「それより僕と踊りませんか」→時宗"

出典: mcafee-x6

miwon:

「無題」/「姫々子」のイラスト [pixiv]

miwon:

「無題」/「姫々子」のイラスト [pixiv]

出典: miwon

mattlyon:

Ribbon Vale

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Ribbon Vale

出典: mattlyon

miwon:

「ステーショナリーガール」/「コト」のイラスト [pixiv]

miwon:

「ステーショナリーガール」/「コト」のイラスト [pixiv]

出典: miwon